退職時にはお菓子を渡すべきか、どれくらいの価格が相場なのか、意外と分からないという方は多いのではないでしょうか。
退職時の挨拶やマナーなど、相談できずに悩んでいる方は、ぜひこのアンケートをお役立てください。
調査概要
■アンケート内容
退職時に渡すお菓子に関するアンケート
■調査機関
2020年02月12日~02月19日
■調査対象
20歳~59歳の退職経験者474人
退職する際にお菓子を配ったことはありますか?
アンケートの結果、「配ったことがある」と答えた人が46%(219人)、「配ったことがない」と答えた人が54%(255人)と、約半数ずつで別れました。
退職時にお菓子を渡すのがマナーだと考える人が、一定数いることがわかります。
お菓子等なくても気にしない人も多いですが、中には失礼と感じる人もいるので、穏便に退職を済ませたいならお菓子を用意しておいたほうが懸命かもしれません。
お菓子を配らなかった理由を教えてください
お菓子を配らなかった人に理由を訊いたところ、「面倒くさかった」「お金がかかるから」「忘れていた」といった理由が多いことがわかりました。
また「職場が嫌いだった」というように、嫌で仕事を辞める人は、お菓子を用意しない傾向にあります。
配ったお菓子の種類を教えてください
またお菓子を配った人にお菓子の種類を訊いたところ、クッキーや洋菓子が多いことがわかりました。
ある程度日持ちをして、個別に渡すことのできるお菓子が好まれるようです。
逆にマカロンやケーキ(生菓子)など、日持ちのしないお菓子は、避けるのが一般的です。
配ったお菓子の費用を教えてください
最後に用意したお菓子の費用を訊いたところ、1000円~3000円が最も多いことがわかりました。
またついで3000円~5000円が多く、1000円~5000円の範囲内で用意する人が多いようです。
中には1万円を超えるお菓子を用意した人も一定数いるようで、お世話になった職場には奮発する人も少なくありません。
社員の多い会社などは、所属する部署にだけ配るなど、配り方にも工夫が必要です。
平穏に退職したいならお菓子を用意すべき?
今回のアンケートを通して、退職の挨拶にお菓子を渡す際には1000円~5000円程度のお菓子を用意する人が、最も多いことがわかりました。
約半数はお菓子を渡したことはないと回答しましたが、平穏に退職を済ませたいのであれば、お菓子を用意しておいたほうが無難といえるでしょう。
近々退職を検討している方は、ぜひ今回のアンケートを参考に、お菓子を用意してみてはいかがでしょうか。